nasneが壊れた。中古で買い直すと2027年7月に止まる——買い替えとPC録画の総額を比べる
本記事は楽天アフィリエイトの広告リンク(PR)を含みます。価格は2026-09-19時点の取得値で、購入前に販売ページでご確認ください。
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調べた結果
- 中古のソニー製nasneは買わないでください。 2027年7月末にtorneの一部機能が終わり、PS5版torneとtorne mobileからソニー製nasneが見えなくなります。今買っても、主要な使い道が残り10か月ほどで止まります
- 継続が明言されているのはバッファロー製のNS-N100だけ。ただし2021年3月に29,800円で出た機種が、いま41,900円(2026-09-19取得時点)まで上がっています
- PC録画に移すなら、チューナー本体は20,363円で済みます。ただしスマホ視聴と宅外視聴にはクラウド契約が月990円かかるので、そこまで必要なら2年でnasneより高くつきます
目次
この記事は、編集部でnasneが故障したのをきっかけに、ソニー・バッファロー・ピクセラの公表資料と販売ページを突き合わせて書いています。壊れた個体の症状は、電源を入れると本体内部からカチカチという音がするというもので、HDDの物理故障によくある出方でした。
向いている人
- nasneが壊れた・寿命が近い人。10年選手のソニー製nasneを使い続けている人も含みます
- 中古のnasneを安く確保しようとしている人。この記事でいちばん止めたいのがこれです
- 録画環境をPCにまとめたい人。手持ちのB-CASカードを活かしたい人
- スマホやタブレットで録画番組を見るのが前提で、そこを妥協できない人
確認点・向かない人
- バッファロー製NS-N100が正常に動いている人。サービス継続が明言されているので、今あわてて買い増す理由はありません
- テレビで見るだけで、スマホ視聴も宅外視聴も使っていない人。テレビの外付けHDD録画で足ります
- PCを常時起動していない人。PC録画は、録画したい時間にPCが起きている必要があります
- 4K放送を録りたい人。ここで挙げるチューナーはどれも地デジ・BS・110度CSまでです
まず、中古のnasneを買ってはいけない理由
nasneは2台の系譜があります。ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が売っていた旧型(CECH-ZNR1J / CECH-ZNR2J / CUHJ-15004)と、2021年3月にバッファローが引き継いだNS-N100です。中古市場に安く出回っているのは、ほぼ前者です。
バッファローは2024年5月24日の発表で、こう書いています。2027年7月末に予定されるtorneの一部機能の終了により、torneおよびtorne mobileからソニー製nasneへアクセスできなくなる。 一方、バッファロー製NS-N100については、サポート、宅外視聴、録画予約のサービスが継続され、torneのすべての機能が引き続き使えるとしています(バッファロー 2024-05-24発表、2026-09-19確認)。
ソニー製nasneのアフターサービスは2024年7月25日に終了済みで、修理はもう受け付けられません(GAME Watch、2026-09-19確認)。
何が止まって何が残るのかは、ソニーが取材に答えています。止まるのはPS5版torne、torne mobile、Video & TV SideViewでの視聴と宅外視聴。残るのは、PS3/PS4版torne、PS Vita版torne(宅内)、PC TV Plus(宅内)、そしてネットワークHDDとしての基本動作です(AV Watch、2026-09-19確認)。
つまり、いま中古のソニー製nasneを買うと、修理は受けられず、スマホとPS5から見るという主要な使い道が2027年7月末で終わります。 この記事を書いている2026年9月19日から数えて、残り10か月ほどです。しかも中身は10年近く回り続けたHDDです。安く見えても、1年あたりに直すとかなり高い買い物になります。
バッファロー製NS-N100は、値段が上がっている
NS-N100は2021年3月末に、2TBモデルが販売価格29,800円(税込)で発売されました(バッファロー 2021-03-17発表、2026-09-19確認)。
それが今は41,900円です(バッファロー公式ストア、2026-09-19取得時点、レビュー104件で平均4.0)。発売時から12,100円、率にして約41%上がっています。販売店も限られていて、価格.comに登録されているのは2店舗だけです。
スペックは、内蔵HDD 2TB、地デジ・BS・110度CSが各1チューナー、外付けHDDで6TBまで増設できて、内蔵と合わせて最大8TBまで。本体サイズは44.5×135×187mmです。
それでも、スマホと宅外視聴を追加料金なしで使い続けたいなら、いまのところ選択肢はこれしかありません。 買ったあとに月額が発生しない、というのがnasneの実は大きな強みです。
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PCに移すなら:Xit Square+
ピクセラのXit Square+(XIT-SQR200CW)は、USBで繋ぐテレビチューナーです。価格は20,363円(2026-09-19取得時点)。
受信できるのは地上デジタルとBS・110度CSデジタルで、チューナーは2基。ハードウェアとソフトウェアのトランスコーダーを1基ずつ積んでいて、Windowsでは裏番組も同時に録れます。miniB-CASカードが同梱されているので、カードを別に買う必要はありません。 対応OSはWindows 11 Home/Pro(バージョン23H2以降)と、macOS Ventura(13)/Sonoma(14)/Sequoia(15)。本体は約73×73×22mm、60gで、電源はUSBバスパワーです(ピクセラ 仕様、2026-09-19確認)。
録画先は外付けHDDに対応し、容量が足りなくなったら別のHDDへ自動で切り替える「リリーフ録画」もあります。
そして、ここが判断の分かれ目です。スマホ・タブレットでの視聴と宅外視聴は、クラウドに録画した番組だけが対象で、クラウドストレージの契約が別に要ります(ピクセラ 製品ページ、2026-09-19確認)。
PIXELA CLOUDの料金は、登録から1か月だけ25GBの無料おためしがあり、その後は300GBで月990円、1024GBで月2,100円です(PIXELA CLOUD、2026-09-19確認)。
2年・3年の総額で見ると、答えが入れ替わる
月額の有無があるので、本体価格だけで比べると判断を間違えます。3年分まで並べます。
| 初期費用 | 月額 | 2年総額 | 3年総額 | |
|---|---|---|---|---|
| nasne NS-N100 | 41,900円 | 0円 | 41,900円 | 41,900円 |
| Xit Square+(PCで見るだけ) | 20,363円 | 0円 | 20,363円 | 20,363円 |
| Xit Square+ + クラウド300GB | 20,363円 | 990円 | 44,123円 | 56,003円 |
| Xit Square+ + クラウド1TB | 20,363円 | 2,100円 | 70,763円 | 95,963円 |
出所: 各製品の販売ページとピクセラ公式(2026-09-19取得時点)。1か月の無料おためしは含めていません
読み取れることは、はっきりしています。
PCの前で見るだけなら、Xit Square+で3年20,363円。nasneの半額以下です。 逆に、スマホでも外でも見たいなら、クラウド300GBを足した時点で2年でnasneを追い越し、3年では14,103円高くなります。
nasneの41,900円は高く見えますが、月額のかからない宅外視聴を4万円で買い切る、という値付けだと思うと筋は通っています。
4チャンネル同時に録りたいなら:PLEX PX-W3PE5
自作PCを使っていて、裏番組を何本も押さえたいなら、PCI Express接続のPLEX PX-W3PE5があります。地デジ2ch+BS/CS 2chで、合計4番組を同時に視聴・録画できます。B-CASカードリーダーは内蔵していますが、B-CASカード、アンテナ、視聴・録画ソフトはすべて自分で用意する必要があります。 対応OSはWindows 11/10、ブラケットはフルハイトとロープロファイルの両方が付属します。価格はメーカー直販で31,680円です(PLEX 製品ページ、2026-09-19確認)。
つまり、Xit Square+より11,317円高くて、ソフトもカードも付いてきません。4ch同時という一点を必要としない限り、素直にXit Square+のほうが安く早く動きます。
手持ちのB-CASカードは、まだ使えます
最近の4Kテレビや4Kレコーダーは、B-CASカードではなくACASチップを内蔵する方式が主流になりました。ACASは受信機に組み込まれたチップで、新4K8K衛星放送に加えて地上デジタル、BS・110度CSデジタルにも対応しています。暗号鍵も64ビットから128ビットに強化されていて、カードの差し替えは不要です(シャープ サポート、2026-09-19確認)。
一方で、nasneや今回のPC用チューナーは、いまもB-CAS/miniB-CASを使います。引き出しに眠っているB-CASカードを活かしたいなら、PC用チューナーは今でも現実的な行き先です。 ただしXit Square+はminiB-CASが同梱なので、カードを持っているかどうかで選ぶ必要はありません。持っているカードが効いてくるのは、カード非同梱のPLEXを選ぶときです。
録画先のディスクも、一緒に考えておく
PC録画に移すと、録画データの置き場が必要になります。Xit Square+は外付けHDDへの録画に対応しているので、手元に余っている3.5インチHDDがあれば、ケースやスタンドに載せて録画先にできます。
このとき、8TB以上のHDDを内蔵で繋ごうとすると、電源の3.3Vピンの仕様変更でスピンアップしないことがあります。そのあたりは外付けHDDが認識しないときの切り分け記事にまとめました。
まとめ
nasneが壊れたときの分かれ道は、スマホと宅外視聴を使っているかどうかの一点です。
調べた結論
スマホと宅外視聴を使うかで決める
- スマホや外出先でも録画を見るなら → バッファロー製 nasne NS-N100(41,900円)。月額なしの買い切り
- PCの前で見るだけなら → Xit Square+(20,363円)。3年でもnasneの半額以下
- 中古のソニー製nasneは → 選ばない。2027年7月末に、PS5版torneとtorne mobileから見えなくなる

社畜くんスマホで見ないなら、PCに移せば半額以下で済みそうだね。中古のnasneだけはやめておこう。
価格は2026年9月19日の取得時点です。
出所
- 2027年7月末のtorne一部機能終了でソニー製nasneへアクセスできなくなること、バッファロー製NS-N100のサポート・宅外視聴・録画予約の継続(2026-09-19確認)
- ソニー製nasneのアフターサービスが2024年7月25日に終了したこと(2026-09-19確認)
- 2027年7月末以降に止まる機能(PS5版torne、torne mobile、Video & TV SideView)と残る機能(PS3/PS4版torne、PS Vita版torne、PC TV Plus、NAS機能)、対象型番(2026-09-19確認)
- NS-N100が2021年3月末に2TB・販売価格29,800円(税込)で発売されたこと、内蔵2TB+外付6TBで最大総容量8TB(2026-09-19確認)
- NS-N100のチューナー構成、本体寸法、販売登録店舗数: 価格.comの仕様ページ・価格.comの製品ページ(2026-09-19確認)
- NS-N100の価格41,900円・レビュー件数(2026-09-19取得時点)
- Xit Square+の受信放送、チューナー2基、トランスコーダー構成、対応OS、miniB-CAS同梱、寸法・質量・電源(2026-09-19確認)
- Xit Square+のスマホ視聴・宅外視聴がクラウド録画番組に限られ、クラウドストレージ契約が別途必要なこと、外付けHDD録画とリリーフ録画(2026-09-19確認)
- PIXELA CLOUDの料金(25GB 1か月無料 / 300GB 月990円 / 1024GB 月2,100円)(2026-09-19確認)
- Xit Square+の価格(2026-09-19取得時点)
- PX-W3PE5の4ch同時、B-CASカードリーダー内蔵・カードとソフトは別途、対応OS、ブラケット、価格31,680円(2026-09-19確認)
- B-CASカードからACASチップへの変更、ACASの対応放送と暗号鍵の強化(2026-09-19確認)